自分の部屋を作っていく
初めて自分の部屋を貰ったのは小学校4年生の時でした。
一人の部屋を貰う前は2歳上の兄との2人部屋で初めて自分の部屋を貰った際に幼いながら
自分なりの部屋を作る事にドキドキしていた記憶があります。
サッカーが好きだったので部屋の壁には海外のサッカー選手のポスターを貼ったりしていました。
年を重ね大きくなるにつれて壁に飾る物は変化していきました。
海外ミュージシャンのポスター、セレクトショップで購入した少しおしゃれな絵、高さのある棚にオブジェなども置いたりもしました。
室内のインテリアの構成としてソファやテーブルなどの家具、床に引くラグマット、
壁面を装飾する絵画などの大きくみて3つの要素がありますが、
それを自分好みにセレクトすることにより、「自分の部屋」というものが出来ていくのだと思います。
今回はcashico ceramic worksから壁面を装飾する新アイテムのご紹介です。
In your Shelfを作るきっかけ
cashico ceramic worksの須田さんにお伺いしたのですが、ヨーロッパで見られるような壁に飾るインテリアのスタイルから着想し、可動式のタイルをつくろうと思い立ったのがきっかけだそうです。
タイルは一度設置したら動かすことはありません。
季節や部屋の模様替え、気分などに合わせて変化させることができるタイルがあったらいいなと。
そこからスタートして壁を飾る壁面装飾を作ることにされたそうです。
In your Shelfというアイテム名についてお伺いもしてみたところ、須田さんはもともと収集癖があり、その時々でいろいろなものを集めてきたそうで、そのため棚(=shelf)にコレクションしたものが並んでいるイメージが大変魅力的に感じるそうです。
いつでも私たちの商品だけで完結するのではなく購入してくださった方に最後の仕上げをしてほしい、最後の使い方を委ねたいと、自分好みにカスタムしていってほしいと言う思いから名付けたそうです
In your Shelfとは
一見壁面に貼るだけのオブジェの様に見えますがIn your Shelfは
マグネットタイプの掛け花器です。
真横から見ると分かりにくいのですが、陶器の内部に花が挿せるように加工してあり、
ドライフラワーは勿論ですが、撥水加工がしてありますので生花を挿して頂く事も可能です。
実はIn your Shelfという名前は、2017年の1月にポトペリーの清澄白河店でcashico ceramic worksさんに展示をして頂いた際のテーマ名でした。
その際には壁面装飾の様々な形状があり、今回のご案内する花瓶の形は花を挿す穴が開いているタイプと、穴が開いているタイプがありました。
元は壁面装飾用のアイテムというで花器としての仕様は想定されていなかった
そうなのですが、お店での展示の際に花器として希望されたいとの
お客様の声を伝えたところから、改良を重ね花器として水を入れて
使えるような使用になりました。
どこかに置いて飾ることが当たり前だった花器というものが
陶器と異素材のマグネットを合わせることにより壁面に設置し飾ることが可能になり
鉄部や冷蔵庫の扉やスチール家具のお好きな場所に自由に貼り付けて飾れ
花器の可能性が広がったように感じます。
形状は3形状でTallは、縦長の瓶型、Shortは、コンパクトな壺型、Fatは、横に膨らみある壺型で、カラーピンク、ダークブラウン、トルコブルー、イエロー4色展開でお部屋のイメージにあったアイテムをお選び頂きます。
須田さんの発想から始まり、お客様の声を取り入れ出来た In your Shelf。
お部屋の壁面のアクセントとしてお楽しみください。