ワインパーティー。準備いらずのおもてなし

毎年11月の第3木曜日に解禁される「ボジョレーヌーボー」。この時期はパーティーや頂きものなどでワインを楽しむ機会が増え、自宅でボジョレーパティ―をしよう！という企画も持ち上がりそうですね。

自宅でパーティーというと「何日も前から準備が必要」「特別なお皿を揃えなくては」と、ハードルがとても高いと心配になる人も多いのではないでしょうか。

そんな準備の忙しさも楽しみのひとつですが、はじめてのおもてなしなら、そんなに頑張りすぎなくても

「ワイングラス」「大皿」「パスタプレート」「マグカップ」

これさえ自宅にあれば、工夫次第でおもてなしアイテムに早変わりしますよ。普段使いにも特別な日にも活躍できる素敵なグラスやお皿をご紹介します。

ワイングラスといえば、ステム（脚）が長くて収納やお手入れが大変。普段あまりワインを飲まない人にはすこし特別感が出すぎてしまうアイテムですよね。

〈HOLME　GAARD〉Royal　赤ワイングラス

それを解決してくれるのが、この短いステムが特徴の〈HOLME GAARD(ホルムガード)〉Royalシリーズの赤ワイングラスです。

ホルムガードのロイヤルシリーズは北欧の巨匠デザイナー、アルネ・ヤコブセンがデザインしたグラスを家庭用として復刻したもの。使いやすさも美しさも折り紙付きです。

重心が低いので安定感は抜群、容量も370mlとたっぷり入ります。ワインはもちろんのこと、ビールやアイスティーなどカジュアルな飲み物にも似合うデザインです。

食器棚にも入れやすい高さで収納場所を取らないのもうれしいポイント。2～3客あるだけで、くつろぎのひとときはより豊かに、おもてなしはスタイリッシュに決めてくれます。

〈Frost〉プレートL　グレー

パーティーの料理には底がフラットな大皿と浅いボウル型のパスタプレートが一枚ずつあればOK。１つずつ使い方をご紹介しますね。

まずはフラットな大皿の使い方についてです。ワインのおつまみと言えばチーズやナッツ。それらを小さめにカットしてフラットな大皿に少しずつ盛り付ければ、簡単オードブルの出来上がりです。

大きなプレートに美味しいものが少しずつというのは前菜の基本スタイル、食欲も雰囲気も盛り上がります。

底面がフラットなプレートは、小さなボウルを乗せてディップとカナッペにしても良いし、ピザやケーキのお皿としても大活躍間違いなしです。

そして大きなフラットプレートは普段使いにも便利。朝食やランチのプレートに使えばおしゃれなカフェ風ワンプレートに、洗い物も１つにまとまります。

〈Frost〉パスタプレート　グレー

パスタプレートと呼ばれる浅いボウル型のお皿は少し大き目がおすすめ。主食になるパスタやピラフ、メイン料理のお肉などにぴったりなはずです。程よい深みでソースがまとまり、バランスの良い余白ができて上品に盛り付けできます。

パスタプレートは、ばらつきがちなクッキーやブドウ、カットフルーツもキレイに盛りつけ出来るのでパーティーのデザート皿としても便利。

煮物やサラダ、ランチのチャーパンなど普段のメニューにも使いやすいので、家庭に1つは欲しいお皿です。

〈Frost〉マグカップ　右:グレー　左:ホワイト

簡単おもてなしパーティーの最後は、余ったワインにひと工夫加えてマグカップへ。

柑橘がさわやかに香り、ほどよく甘く、香辛料の効果で身体もあたたまるホットワイン。ホッとするマグカップでサーブして、パーティーの終わりをゆったりと過ごしましょう。

簡単ホットワインの作り方

材料(1人分)
赤ワイン　375ml
砂糖　大さじ1と1/2
レモン　1/3個
シナモンスティック　1本
クローブ(ホール)　4粒
ブラックペッパー(ホール)　4粒

作り方
1.レモンを輪切りにして、鍋にすべての材料を入れて弱火にかける
2.沸騰直前で火を止め、30分-1時間くらいおいて茶こしなどでこす
3.飲むときに再度温めなおしてお好みでシナモンやレモンスライスを添えて完成

参考:https://cookpad.com/recipe/4200166

いつもの食器も、ほんのひと工夫でおもてなし料理を飾るアイテムに変わります。

今回ご紹介したグラスはホルムガードのロイヤル赤ワイングラス。プレートやマグカップは、ポトペリーのFrostシリーズです。

Frostシリーズは、表面が氷の膜のような質感をしている器で、スウェーデン語の「霜（Frost）」から名付けられました。

すべらかでしっとりとした質感、重なりが良い薄さ、美しく盛り付けられる形が特徴の気持ちのいい器です。

また、器の内と外で質感と色が異なる珍しいデザインは、パーティーテーブルでも目を惹いて話題になることでしょう。

パーティーも日常も楽しませてくれるアイテムという視点で、ご自宅のうつわを見直してみませんか。