テーブルを鮮やかに盛り上げるうつわ。

JUN. 2018 -no.1

美濃焼のボウルにサラダを盛り付け

シンプルの中に際立つ個性

masamura craftの新シリーズ『It』(イット)は、 春に発売された『RIMs』と同時期に同じ型で開発されました。 梅雨どきのじめっとした空気を取り払ってくれそうな、爽やかな2カラーにくっきりラインが利いています。 今回はその中でもポトペリーの中のうつわではちょっと珍しい形、ラッパ型のディープボウルにフォーカスします。

スッキリしたフォルムに印象的なライン

masamuracraft 美濃焼の食器の紹介
Itの特徴である縁のライン。RIMsと同じ形でもこれが入るだけで印象もぐっと変わり、北欧のヴィンテージ食器や、1970代前後に日本の家庭で親しまれた洋食器の懐かしい味わいを感じられます。 ひとつひとつ職人さんが刷毛で入れているこのラインは、できるだけ筆跡の残らないよう施された繊細で丁寧な仕事によるものです。じっと見るほどそこに手のぬくもりが感じられる仕上げとなっています。
masamuracraft 美濃焼の食器の紹介

テーブルを鮮やかに盛り上げるうつわ。

美濃焼の食器にサラダを盛り付け

COSTA BODA タンブラーL:店頭取扱い商品

テーブルコーディネートのコツのひとつに“高低差”をつけるというものがあります。 ディープボウルはカップやグラスとプレートの中間の高さで、お皿と同じくらいの容量でも威圧的にならずに、スッと存在感を出せます。普段の食卓で一緒に置くだけで華やかさを演出できそう。 シチュー、パスタや煮物など汁気のあるものをしっかりよそえるのはもちろん、二人分のサラダなどボリュームのあるお料理も省スペースで大皿代わりとして盛り付けられます。 レトロなストーンウェアのように見えますが、持ってみると意外な軽さもおすすめできるポイント。段のあるリムに指がかかり安定感が出て、大盛りにしてもひょいと持ちやすのいは嬉しいですよね。 また、ポイントにItを使い、そこへRIMsを混ぜ合わせれば同じ型の仲間どうしなのでくどくなりすぎず一体感が出せます。
美濃焼の食器にパスタを盛り付け
日差しのきらめく夏はもう目の前。 天候に体調を左右されやすい日々はもうすこし続きそうですが、食卓に彩りをひろげて健康的に乗り越えていきたいですね。