小回りがきく、働きもの。

Mar. 2018 -no.2

メインにも、もう一品にも。

  ポトペリーで扱っているうつわは洋食器が中心ではありますが、器を揃えるとなると和食に合った形も欲しい。そんなお客様の声に応えることができそうな、新しい形のお皿の登場です。 masamura craftの新シリーズ『RIMs』は、リムやハマ(底面)の周りに段をつけたディテールの美しさに拘ってつくられました。 シンプルなアースカラーの釉薬が施されていていますが、陰影によりリムの段が際立つため盛り付けが縁取りのように楽しめます。 小ぶりのサイズが中心なので、メインの料理に合わせてちょっとしたひと皿がほしい時にも活躍しそうなラインナップです。 今回はRIMsの中からポトペリーでは今までなかった、角皿と長角皿をシーンごとに合わせて使ってみました。

和で愉しむ。

長角皿はお刺身や煮魚などのメインになるおかずの他に、細長さがテーブルの上で省スペースにもなるので、もう一品という時にお皿の間にすっと入ってしまいます。 自慢のだし巻き玉子もこれでばっちり名店風?  

洋で娯しむ。

前菜などの少量の品をいくつか一緒に飾ってみると、ほんの少しよそ行き風に。 また、メインの料理が中心あるときにはグリル野菜やサイドに添える一品で活躍しそう。チーズとハムなどの盛り合わせにも使いやすいサイズ感ですね。 角皿は向きを変えてダイヤ型に配置してみるとリズム感が出て雰囲気がちょこっと変わります。

POTURRI – ART PIECE ホースフラワーベース グラス:店頭取り扱い商品

おやつを楽しむ。

 
  横長や四角いお皿は和菓子を綺麗に並べられます。 色味がナチュラルなシリーズなので、それぞれの季節のお菓子に合わせて色を選んで楽しめますね。 角皿はフラットの面を生かしてティータイムのミルクやお砂糖を置くときなど、トレイとしても使えそうです。

POTPURRI – Mulet バードボウルS POTPURRI – Mulet バードボウルM

普段づかいの目線から作られたうつわ。

  RIMsはデザイナー自身が“日常で使いたいうつわ ”を意識してつくられました。 形状もさることながら、その軽さ、そして電子レンジにも対応できる耐久性。日々手にとり盛り付けるひとの目線から選ばれた、細やかな気遣いと飽きのこないひと工夫で食卓がさらに彩られていきます。 また、デザイナーは特に紺色に思い入れがあり、何度もなんども釉薬の調整を繰り返したそうです。こっくりとした黒に近い繊細な濃紺は、料理とのコントラストがつき鮮やかに魅せてくれそうですね。 ご紹介した角皿以外のアイテムとも組み合わせて、お食事やお茶の時間でシーンごとにお楽しみください。