Root 20cm Plate
中皿
¥2,160 (税込)
マットな質感と根本焼特有の青色は柔らかい印象を与え温かみを感じることが出来ます。
また、masamura craftのMの抽象モチーフしたデザインは北欧食器のような印象を与え冬に利用しても食卓に合い、白地に青色のデザインは涼しげで年間を通して食卓に出しやすいデザインとなっています。
朝食のパンやデザートを盛り付けるのに、ぴったりなサイズの中皿は他のサイズのプレートよりも
より華やかになるように図案を多めに配しました。
「masamura craft」を製造する「正村製陶所」は、日本有数の食器生産地である岐阜県多治見市根本町で昭和23年(1948年)に創業しました。
当初は屋根瓦の窯元でしたが、時代に流れとともに多治見市滝呂町の地場産業である磁器製海外輸出用の椀皿(カップ& ソーサー)の生産にシフト。薄手作り、焼成に関してもノウハウを必要とする椀皿の生産で磨かれた技術は、プレートやボウルといった食器にもいかされています。
正村製陶所は職人がひとつひとつ手で成形し、絵柄を描くという こだわりを持って食器作りを行ってきましたが、時代の流れのなか陶磁器生産に用いる動力生産、鋳込み生産を行いながら、大量生産を実現し移行していきました。
その後、正村製陶所は、一方で手間のかかる複数の釉薬(ゆうやく)を塗り分ける技法や、筆による線引きなどの加工にこだわった製品作りをしています。
手仕事ならではの良さを残しつつ、長年培ってきた土選び、釉薬の調合、焼の温度調整といった焼き物の基本を踏まえて、安心、安全な食器を作り続けています。
こうした意匠や技術を引き継ぎ、現在の生産工程とデザインを加え た自社ブランド「masamura craft」が2012年に立ち上げられ、 現在に至ります。
今回紹介している食器Rootシリーズは、同ブランドで最初に作られた シリーズです。
デザインのきっかけとなったのが、正村製陶所の工場に飾ってあった 「masamura craft」と裏に描かれた染付の大鉢。
食器デザイナーのcashicoの岩城宏行さんとポトペリーの岡見宏之さんはその出来の素晴らしさに惹かれ、正村製陶所と協力して 商品開発をすることになりました。
そもそもその大鉢は昭和中期に製造され、江戸時代から大正初期まで 焼かれていた根本焼をアレンジしたものでした。
2人は一度途絶えてしまった根本焼の資料や食器を 収集している根本町の方を訪問。当時使われていたデザインやフォルムに感動し、ヒントを得るととに、 現代のライフスタイルにもなじむような、使いやすいアイテムを模索 していきます。
昔の根本焼の染付の手法を取り入れるために、絵柄に使用する版にも 筆のタッチが残るよう、1点ずつ原画を作製しこうして歴史ある根本焼をベースに、現代風にアレンジされた食器が完成しました。
根本焼ならではの「根」をモチーフにした図案と、「由来」 というふたつの意味合いから、「Rootシリーズ」と名付けられました。
マットな質感と根本焼特有の青色は柔らかい印象を与え温かみを感じることが出来ます。
また、masamura craftのMの抽象モチーフしたデザインは北欧食器のような印象を与え冬に利用しても食卓に合い、白地に青色のデザインは涼しげで年間を通して食卓に出しやすいデザインとなっています。
朝食のパンやデザートを盛り付けるのに、ぴったりなサイズの中皿は他のサイズのプレートよりも
より華やかになるように図案を多めに配しました。
φ200×H25mm