Frost Pasta Plate
パスタプレート
¥4,400 (税込)
立ち上がりのあるプレートはパスタ、カレー、サラダとご使用いただけるシーンが広く普遍的なサイジングになっています。
(ボディカラーが色名となっております)
サイズ:Φ230×H40mm
素材:磁器
原産国:日本
仕様/お手入れ
・電子レンジ○・食器洗浄乾燥機○・オーブン×
使いみちはカジュアルに、見た目はエレガンスに
ポトペリーのシリーズの中で発売する頻度の高いパスタ、カレー皿。いわゆる浅鉢。
なぜ発売する頻度が高いかというと、やはり使う頻度が高いからといった理由です。
毎回頭を悩ませてしまうのが、少し小さめのおかず皿、パン皿となるプレートとサイズが似通ってくるため、絞ろうかどうしようか頭を悩ませてしまいます。FrostシリーズでもプレートMは22cm、パスタプレートは23cm。
その差1cm。
もちろん器の深さ自体は違いますが、同じような大きさです。
けれど、盛り付けたときの印象がまるで違うから驚きです。
■結論。作って正解
Frostパスタプレートは内側のカーブにとても気を付けてデザインしました。平らな部分が無いように緩やかに、まるでボールを落としたような曲線が特徴です。これも和食器ではよく見かけるフォルムなので、カレーやパスタでも盛り付けがしやすく、程よく受け止めてくれます。
縁のラインが特徴になり、少しだけエレガントな仕上がりにしてくれます。
■メニューと同じ色にまとめるのがおすすめのポイント
グレーのプレートならカルボナーラやペペロンチーノ。トマト系ならピンクのプレートで!
グリーンのプレートにはサラダもぴったり。淡い色合いのアイテムですが、ニュアンスのあるカラーなので使いやすさは太鼓判です。
■食事に必要な分だけ、あったらいいなを形に
Frostシリーズは8つのアイテムで構成されています。普段使いに便利なだけではなく、POTPURRIからの提案がサイズ、フォルムに活かされています。
■スウェーデン語で”霜”を意味するFrost
ザラザラでもなく、スベスベでもない、しっとりとした質感をもつFrost(フロスト)はスウェーデン語で”霜”を意味します。2012年に製作したVågから5年ぶりにPOTPURRIから発表された磁器を使ったシリーズは、開発当初からスタンダードで使い勝手の良いものを開発したいと考えました。
磁器素材の良いところは吸水性がなく衛生的で、薄く成型しても丈夫なところにあります。
Frostシリーズは持ちやすく、盛り付けやすく、器同士の重なりが良いこと。食器づくりの基本に素直に設計しました。
薄く設計しやきあげるにはとても苦労しました。
そしてもうひとつの挑戦。色と質感への挑戦です。
塗り分けという昔からよく使われる器の色つけ技法。内側と外側の色が違うこと。その色に氷の膜のような質感を目指しました。
内側と外側で質感の違う釉薬を施してしまうと、膨張の差から貫入というヒビが入ってしまったり、割れてしまうこともあります。
それでは普段使いの器にはなりません。
Frostシリーズは膨張率の同じ釉薬を両面に使って焼き上げ、あとから特殊なサンドブラストで質感を与える工夫をしました。
1330℃の高温で焼かれた磁器へ、柔らかな質感と色彩が特徴です。
コーヒーカップ、マグカップ、ポットの3アイテムはコーヒーやお茶を淹れていただくことを想定して、内側が光沢の仕上げ。ボウルやプレートは裏側が光沢の仕上がりになっています。
■職人たちの手仕事のバトン
Frostシリーズのアイテムの1点1点は職人たちがバトンを渡すように製造されています。機械ロクロで薄く仕上げられたボディ、内側と外側を手作業で塗分ける釉掛け、手書きで仕上げられる縁のライン。通常よりも、特別に細かな砂を吹き付けることで仕上げらる質感。そして最後に表面に汚れが付かないように丁寧に、汚れ防止の加工を施しています。1人の職人では技術的に難しい工程を、それぞれの腕を活かして製造しています。
手書きで仕上げていますので、多少の塗り斑がある商品もございます。
マットの質感はサンドブラスト加工で仕上げ、汚れがつくにくい工夫が施されています。