ごはん鍋は深さがあるので、ふきこぼれにくく普通の土鍋よりお米がしっかり対流してくれます。土鍋の特長である熱がゆっくり伝わることで、お米のデンプン質が分解されて甘みと美味しさが引き出されます。美味しくもっちりしたご飯が炊きあがった時の蓋の開けた瞬間の喜びはひとしおです。真っ白でふっくらした白米も、きのこや筍など季節の食材を使った炊き込みご飯も、毎日使える道具として楽しみください。
一合用のごはん鍋は毎食炊き立てを食べたい方やご夫婦向け。お鍋が小さい分、軽いのも使い易さの特長です。
詳しく見たい方はこちらのトピックスをご覧ください。
サイズ:一合用φ215×140Hmm(蓋無しH95mm)
素材:耐熱陶器
原産国:日本(三重県)
仕様/お手入れ
・電子レンジ×
・食器洗浄乾燥機×
・ご使用前に目止めをお願いしております。
目止めによって土の荒い目が塞がれ、貫入に染み込む汚れを抑える効果があります。また、定期的に目止めをすることで細かなヒビをふさぎ商品を永くご愛用いただけます。
お米のとぎ汁を鍋に入れてよくかき混ぜ沸騰させます。火を止め商品を入れ、1時間ほどお鍋をゆっくり冷まし、冷めきったらぬめりを落とすよう水洗いをし、しっかり乾燥させて完了です。
カネダイ陶器
三重県北西部の自然豊かな山間部にある土鍋で有名な伊賀焼きの産地で、窯元を営んでいるカネダイ陶器の大矢さんの土鍋や器は、存在感がありながらも使いやすいサイズと持ちやすい軽さが持ち味です。
伊賀地域の古琵琶湖層から採れる伊賀陶土は耐火度が高いと言う特性があり、大正時代あたりから食生活の変遷と合わせるように、陶土の特性を生かした庶民の生活道具として耐熱食器が数多く作られてきました。カネダイ陶器もまた伊賀陶土の特性を生かした耐熱食器を数多く手掛けられており、特に関西の老舗料亭へ提供するオーダーメイドの手作り土鍋には素晴らしいものがあります。
伊賀陶土で作られた土鍋は天然原料の特性をそのまま生かしただけの物ですから気持ちの上で手が掛かる道具です。現代の生活で使われる火力は少し強すぎるため、弱火で優しく使ってあげなければならなかったり、経年によってヒビが入ったりもします。
それでもこの伊賀鍋には、他に変えがたい心を満たしてくれる素材の質感や特性があるのです。気泡をたくさん含まれた土は蓄熱性や保温性に優れ、じんわりと熱が伝わり食材を美味しくしてくれます。