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乳白の釉薬にグレーが透けた、ニュアンスのあるホワイトがよりいっそう際立つシンプルなうつわです。
不均一なボディに大きめの持ち手が特徴的なマグカップは絶妙な安定感があります。
ロクロで一気にひきあげた原型は、口先が薄く作られており黒土独特の素地色がアクセントになっています。程よいサイズと内容量です。
ハンドシリーズのマグカップに、ゴールドの彩色を施したアイテム。焼きあがったあとに手塗りで施される金彩は1つとして同じものがない仕上がりになっています。曇り空のような薄い白グレーのボディの口元と、取っ手の金彩が華やかなアクセントになっています。
サイズ:W90×D135×H93mm
容量:310ml(満水時)
素材:陶器
原産国:日本
仕様/お手入れ
・電子レンジ×
・食器洗浄乾燥機×
・オーブン×
・漂白剤○(内側)
◆製造上の特性で、若干の個体差が生じやすいシリーズとなっております。個性としておたのしみください。
・素材に含まれる鉄粉が浮き上がり、表面に黒点が現れます。使用上の問題はございません。
・職人の手による釉掛けのため、濃淡や釉溜まりが出ます。黒土が透けてグレーとして表現されています。
・持ち手の取り付けも一つ一つ手作業です。稀に取り付け位置が微少に上下する場合があります。
・同じアイテムを複数梱包する際は、できる限りで風合いを揃えてお出しします。
・金彩は商品完成後に手作業で行っておりますので、塗り分けに多少の違いがございます。
Mulet(ミュレット)
スウェーデン語で「くもり空」という意味を持つ「Mulet」は、その名前の通り、白と灰色のニュアンスのある色合いが印象的なシリーズです。
色合いだけ見ると、ともすれば冷たい印象を受けそうですが、Muletにはあたたかな雰囲気が宿っています。それは、あえて1点1点少しずつ異なる形に仕上げた歪みのある形、釉薬の濃淡などから、手仕事の跡やぬくもりが伝わってくるから。決して派手さはありませんが、お料理をそっと静かに引き立て、例えば異素材である木や金属、ガラスなどの器やカトラリーなどにもしっくりと馴染みます。
Muletシリーズは土からオリジナルで開発するこだわりをもって作られています(一般的には製土屋さんから土を購入し、そのまま使用されるつくり手さんが多いのです)。コバルトや鉄分を多く含んだ土に、日本で古くから使われてきた信楽焼のさっくりとした荒い土をブレンドした黒土に磁器の成分を20パーセントほど足し生地の強度を上げ、オリジナルの乳白の釉薬を掛け、何度も試作を重ねてようやくこの独特の色合いが完成しました。
そして、このシリーズを作るために岐阜県に構えた自社工房にて、攪拌機で練り上げ、1250度で焼き上げます。高い温度で焼き締めているので、薄くて丈夫な仕上がり。電子レンジや食器洗い機を使うこともでき、とても実用的です。
Muletには「レリーフ」「ライン」「ハンド」の3種類のラインナップがあります。
植物模様が華やかなレリーフ、どんなお料理にも合うシンプルな縁のライン、そしてデザイナー自身がロクロで手引きした原型に忠実な形状と、シーンやお好みで楽しんでお選びいただけます。