Frost Mug
マグカップ
¥3,300 (税込)
すっきりと綺麗に立ち上がった飽きのこない形状。内容量がたっぷり入る大きさはカフェオレ、ラテに便利なサイズです。
サイズ:W103×D78×H92mm
容量:350ml(満水時)
素材:磁器
原産国:日本
仕様/お手入れ
・電子レンジ○・食器洗浄乾燥機○・オーブン×
※現在、グリーンは2024年6月下旬頃のご発送予定となっております。
Designing standards
Frost(フロスト)シリーズの中で、最も作りたかったアイテム。そして一番最初に作ったアイテム。
それはマグカップ。
ブランドを始めて5年目を迎えたときに作り始めたFrostマグカップには、ひとつのこだわりを持ってスタートしました。それは基準を形にするということ。
ポトペリーのモノづくりには、商品の見た目よりも大切にしていることがあります。
道具として便利であること。永く使えるものであること。そして残したい職人の技術を用いること。
それらを組み合わせたときに、見た目のデザインが入る余地は、ほんの少ししかないことに気が付きます。
Frostマグカップは大切にしていることだけを詰め込んで形にした商品です。
■薄く、軽く、けれど丈夫
中に入れているお茶やコーヒーが外側から透けて見えるほど薄く軽い。重さの感じ方は人それぞれかもしれないけれど、軽すぎず重すぎず軽い。ただ薄くて軽いと、やはり割れやすくなってしまいます。Frostマグカップでは、今まで、ポトペリーでは選択しなかった製造方法である機械ロクロを使用して製造されています。
機械ロクロいわゆる大量生産に使用される、自動成形機のことです。
あまりこの製造方法が好きではありませんでした。なぜかと言えば機械の設定でたくさん同じものが作れてしまうことに味気無さを感じていたからです。
しかし、製造方法の利点は、固い土から引き伸ばして成形することで薄くても丈夫なボディを作ることができる点です。そうして作られたボディを1330度の高温で焼き締めることで、実現しています。
■滑りにくいをプラス
マグカップの外側をサンドブラスト加工にすることで、しっとりとしたマットの質感に仕上げました。すごく滑りにくい!ということではないですが、つるつるの釉面よりも滑りにくいをプラスしました。逆にカップの内側はつるつるの仕上がり。
すごく洗いやすい!ということはないですが、汚れが落ちやすいをプラスしました。
■程よい内容量とは。永遠の課題
マグカップの大きさ=持ちやすさ=重さ=なにを飲むのか。誰が使うのか、いつ使うのか・・・頭の中をぐるぐる回るいろいろな要素。そして大切なポイント。
それは内容量。
正解のない人それぞれの答えは、やはり私たちなりの答えでしかないのかもしれません。
250ml
これがFrostマグカップで出した答えです。
平日の忙しい朝でも、休日のゆったりした午後も。夕食後の団欒のときにも。少し多かったり少なかったりするかもしれないけれど、私たちがおすすめするマグカップの内容量250ml。
ちょうどFrostマグカップに7割5分入れていただくといい感じです。
■人気のカラーを組み合わせ
ポトペリーで数あるお勧めのギフトセットの中でも、特に人気の高いFrostマグカップのペアセット。薄めのピンクカラーは、グレーのラインがアクセントになって男性にも使っていただきたいアイテム。逆に爽やかなグリーンカラーは普段モノトーンが好きな女性にも、ワンポイントになるお勧めの配色です。
■スウェーデン語で”霜”を意味するFrost
ザラザラでもなく、スベスベでもない、しっとりとした質感をもつFrost(フロスト)はスウェーデン語で”霜”を意味します。2012年に製作したVågから5年ぶりにPOTPURRIから発表された磁器を使ったシリーズは、開発当初からスタンダードで使い勝手の良いものを開発したいと考えました。
磁器素材の良いところは吸水性がなく衛生的で、薄く成型しても丈夫なところにあります。
Frostシリーズは持ちやすく、盛り付けやすく、器同士の重なりが良いこと。食器づくりの基本に素直に設計しました。
薄く設計しやきあげるにはとても苦労しました。
そしてもうひとつの挑戦。色と質感への挑戦です。
塗り分けという昔からよく使われる器の色つけ技法。内側と外側の色が違うこと。その色に氷の膜のような質感を目指しました。
内側と外側で質感の違う釉薬を施してしまうと、膨張の差から貫入というヒビが入ってしまったり、割れてしまうこともあります。
それでは普段使いの器にはなりません。
Frostシリーズは膨張率の同じ釉薬を両面に使って焼き上げ、あとから特殊なサンドブラストで質感を与える工夫をしました。
1330℃の高温で焼かれた磁器へ、柔らかな質感と色彩が特徴です。
コーヒーカップ、マグカップ、ポットの3アイテムはコーヒーやお茶を淹れていただくことを想定して、内側が光沢の仕上げ。ボウルやプレートは裏側が光沢の仕上がりになっています。
■食事に必要な分だけ、あったらいいなを形に
Frostシリーズは8つのアイテムで構成されています。普段使いに便利なだけではなく、POTPURRIからの提案がサイズ、フォルムに活かされています。お茶の時間を楽しんでいただけるアイテムを中心に、和洋中のお料理も対応できるシリーズです。
■こだわりを感じる裏面のデザインもポイント
2012年に製作したVågから5年ぶりにPOTPURRIから発表された磁器を使ったシリーズは、開発当初かたスタンダードで使い勝手の良いものを開発したいと考えました。磁器素材の良いところは吸水性がなく衛生的で、薄く成型しても丈夫なところにあります。
Frostシリーズは持ちやすく、盛り付けやすく、器同士の重なりが良いこと。食器づくりの基本に素直に設計しました。薄く設計しやきあげるにはとても苦労しました。
そしてもうひとつの挑戦。色と質感への挑戦です。
塗り分けという昔からよく使われる器の色つけ技法。内側と外側の色が違うこと。その色に氷の膜のような質感を目指しました。内側と外側で質感の違う釉薬を施してしまうと、膨張の差から貫入というヒビが入ってしまったり、割れてしまうこともあります。
それでは普段使いの器にはなりません。
Frostシリーズは膨張率の同じ釉薬を両面に使って焼き上げ、あとから特殊なサンドブラストで質感を与える工夫をしました。1330℃の高温で焼かれた磁器へ、柔らかな質感と色彩が特徴です。
手書きで仕上げておりますので、多少の塗り斑がある商品もございます。
マットの質感はサンドブラスト加工で仕上げ、汚れがつくにくい工夫が施されています。