クーポンをお持ちのお客様はご入力ください。
えっお茶碗?!えっえっ
日本食にも使用できる洋食器。
ポトペリーでは洋食器をデザインするときに、大切にしている要素のひとつです。
お茶碗が欲しいという、お客様の声が多数・・・。
悩む、悩みます。だっておかしくない?
和食器のお茶碗が一番ごはんが美味しそうに見えるんだもの。
けど
えーい作っちゃえ!
■思いがけず難航するデザイン。その先には
他のアイテムと比較して一から作り直しが多かったボウル。大きさやフォルム、使い勝手ということも考えて作っては悩み、作っては悩みの連続でした。
初めに出来上がったボウルは丸みがあり、まるでスープボウルのようなデザインでした。次第にシャープになり、すこしずつ完成に近づいていったFrostボウル。洋食器のボウルなのに、お茶碗として使えるアイテムに仕上がりました。
内側の淡いカラーが、白米だけではなくお赤飯や、炊き込みごはんとの相性もばっちり。
どしっとしたご飯茶碗から脱却したいひと、集まれー。
■もちろん多用途。おすすめはデザートボウル
薄氷のような質感のFrostシリーズ。そのなかでもボウルのおすすめメニューはデザートボウルです。
冷凍庫で器ごと冷やしておいて、フルーツポンチや、アイスクリームといった冷たいデザートをより一層引き立ててくれます。少し小ぶりなサイズも女性の手にフィットする大きさに仕上げています。
■取小鉢としても便利
ドレッシングのかかったサラダや、汁気のあるお料理の取小鉢として便利なサイズ。白い器では味気ないときには淡いカラーとビビットラインが特徴のFrostをテーブルに加えてみてはいかがでしょうか。
きっと普段のメニューも、少しだけ違って見えてくるはずです。
■透けるほど薄く、軽く
Frostボウルはマグカップやコーヒーカップと同じく、とても薄く軽く作られています。手に取ることが多い取小鉢やお茶碗として使うことが多いので、お料理やご飯を入れていただいた時に程よい重さになるように、器本体は軽く設計されています。
■毎日の食事。必要な分だけ、あったらいいなを形に
Frostシリーズは8つのアイテムで構成されています。普段使いに便利なだけではなく、POTPURRIからの提案がサイズ、フォルムに活かされています。お茶の時間を楽しんでいただけるアイテムを中心に、和洋中のお料理も対応できるシリーズです。
■スウェーデン語で”霜”を意味するFrost
ザラザラでもなく、スベスベでもない、しっとりとした質感をもつFrost(フロスト)はスウェーデン語で”霜”を意味します。2012年に製作したVågから5年ぶりにPOTPURRIから発表された磁器を使ったシリーズは、開発当初からスタンダードで使い勝手の良いものを開発したいと考えました。
磁器素材の良いところは吸水性がなく衛生的で、薄く成型しても丈夫なところにあります。
Frostシリーズは持ちやすく、盛り付けやすく、器同士の重なりが良いこと。食器づくりの基本に素直に設計しました。
薄く設計しやきあげるにはとても苦労しました。
そしてもうひとつの挑戦。色と質感への挑戦です。
塗り分けという昔からよく使われる器の色つけ技法。内側と外側の色が違うこと。その色に氷の膜のような質感を目指しました。
内側と外側で質感の違う釉薬を施してしまうと、膨張の差から貫入というヒビが入ってしまったり、割れてしまうこともあります。
それでは普段使いの器にはなりません。
Frostシリーズは膨張率の同じ釉薬を両面に使って焼き上げ、あとから特殊なサンドブラストで質感を与える工夫をしました。
1330℃の高温で焼かれた磁器へ、柔らかな質感と色彩が特徴です。
コーヒーカップ、マグカップ、ポットの3アイテムはコーヒーやお茶を淹れていただくことを想定して、内側が光沢の仕上げ。ボウルやプレートは裏側が光沢の仕上がりになっています。
■職人たちの手仕事のバトン
手書きで仕上げておりますので、多少の塗り斑がある商品もございます。
Frostシリーズのアイテムの1点1点は職人たちがバトンを渡すように製造されています。機械ロクロで薄く仕上げられたボディ、内側と外側を手作業で塗分ける釉掛け、手書きで仕上げられる縁のライン。通常よりも、特別に細かな砂を吹き付けることで仕上げらる質感。そして最後に表面に汚れが付かないように丁寧に、汚れ防止の加工を施しています。1人の職人では技術的に難しい工程を、それぞれの腕を活かして製造しています。