Nov. 2017 -no.2

気軽に楽しめるホームパーティー
ゲストを招いて自宅でクリスマスパーティー…さて、どこから手をつけたらいいのでしょう?
なんとなくイメージはできるけど、実際どんなルールや小物が必要なのか、改めてちょっと学んでみました。
外での食事会よりもペースが自由に保てるホームパーティーは、リラックスしてより気持ちが近づくことができ親密度が上がるのではないでしょうか。大事なのは雰囲気づくりのようです。
ふだん使っている食器でも、置き方を整えたり、飾りを足すだけで華やかさが増します。
ゲストを想っておもてなしする気持ちで楽しみながら準備してみましょう。
今回は自宅でカジュアルにできるテーブルコーディネートの一例を3つのポイントで実践してみました。
POINT 1. テーマ、カラーを考える

テーブルコーディネートはトータルで揃えた空間の雰囲気づくりが大切。
メニューと同時に、使う食器やカトラリー、飾り付けのイメージを練っていきましょう。
まず季節やイベントに合わせたコンセプトを決めて、具体的なシーンやテーマカラーを考える。テーブルウェアと小物をそれに合わせていきます。食器がいろいろあって迷ってしまう時は、テーブルクロスやテーブルマットのような敷物から選ぶとイメージを掴みやすくなります。
今回は「大人のクリスマス・パーティー」。淡いカラーのシンプルな洋食器「フロスト」シリーズを主役に据えて、他のアイテムをモノトーンでシックにまとめます。ハニカム型のマットを敷いてさり気ないカジュアルさも忍ばせた演出をしてみましょう。
POINT 2. 小物を揃えてセッティング
「主役が決まったら、それぞれアイテムを揃えます。
レストランのようにかしこまる必要はありません。 敷物とお皿をメインに据えたら、グラス、カトラリー、ナプキン、そして飾り付けの小物たち。これだけで日常からひと味違ったテーブルを演出できます。
ポイントを押さえておけば、楽しみつつ心地よく過ごせる空間を作っていけます 。

最初に置いておく“サービスプレート”(または“アンダープレート”)は、一般的には30cmのものが基本ですが、お手持ちの大きめのプレートで十分です。
カトラリーは左からフォーク、ナイフ、スプーンの順。お皿の左右に置くか、綺麗にまとめておきたい時はカトラリーレストも便利です。
そしてワインやシャンパンを楽しむ、グラスも大切なアイテムですね。グラス類の配置はプレートの右上。ワイングラスやゴブレット、タンブラーなど複数ある場合は右手に小さいグラスがくるように順番に並べます。
ビールやシャンパンなど、乾杯するお酒が決まっている時はそのグラスを一番手前にします。
食後のデザートのカップ&ソーサーもこの位置です。

POTURRI – Frost プレートL
POTPURRI – Frost パスタプレート
POTPURRI – Frost プレートS
グラス、テーブルマット、コースター:店頭取り扱い商品
POINT 3. おもてなしの気持ちを添えて
テーブルウェアのセッティングまで整ったら、あとはゲストへの気持ちを込めた仕上げです。
先ほどセッティングしたサービスプレートにナプキンをのせ、そこにクリスマスらしいひと工夫を加えましょう。 「Thankyou」や「welcome」のタグをつけたり、メッセージカードを添えたりと、ゲストが席についた時にまずお礼の気持ちを込めます。
飾り方にちょっとしたサプライズがあれば会話のきっかけにもなりますね。 テーブルセンターはランナーを敷く以外にも、キャンドルやグリーンで華やかになります。
ただし、相手の顔が見えなくなってしまう背の高いものや、テーブルの上がうるさくなりすぎてしまう小物の置きすぎには要注意。
やりすぎないスッキリとした飾り付けがより上品さを演出します。


ふだん馴染みがないテーブルコーディネートでもほんの少しのポイントを押さえるだけで、いつもの食器もおめかしできました。
楽しい時間を演出するためには、まず自分も硬くならず、形式にこだわり過ぎずに自由な発想で空間づくりをするのが一番。ワクワクしながらひと手間かけた準備とおもてなしの気持ちは、きっとゲストにも伝わることでしょう。
飾り付けのアイテムやアイディアがあふれているこの季節を楽しみながら、あなたらしい心を込めたテーブルコーデで大切な人と素敵なクリスマスをお過ごしください。


POTURRI – frost プレートM
POTPURRI – frost プレートS
POTPURRI – frost コーヒーカップ
POTPURRI – Mulet マカロントレー
KAY BOJESEN – ケーキフォーク/コーヒースプーン